わんこきのこ少女A

~にゅうがく変更! 前編~



氷帝学園幼稚舎。

そこには少女を中心としてとても仲の良い三人組がおりました。

彼らは今年で6年生。

来年からは中等部にあがります。



「若ー!……と、長太郎!」

「何だ、お前か」

「……僕はおまけかい?」

「ううん、二人を探してたの」

「あ、そうなんだ。……で、どうしたの?」

「あのね、二人は中等部に行くんでしょ?」

「そうだよ」

「お前はあそこだろ、神奈川の私立。」

「それなんだけどね。 私も二人と一緒に氷帝の中等部に行くことにしたの!」

「……は?」

「本当?! あれ、でも君のお母さんが許してくれないって……」

「ほら、中等部に今年イギリスから『あとべさま』が来たでしょ?」

「まさかお前、男目当てで……」

「んなわけないし!もー、若ってば……やきもち?」

「ばっ……ちげーよ。」

「日吉、照れなくてもいいのに」

「うるさいな。 で、お前は中等部に行くといったが、もう2月だぞ」

「そう、それなの!」

「もう入学手続き期間、終わってる……よね?」

「うん、だからね、私『あとべさま』に直訴してきた!」

「……は?」




だって私、どうしても二人と一緒にいたいから!




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ヘタレ犬と、ツンデレきのこと、天然自己中心少女のおはなし。

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