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※子供ネタですので苦手な方はご注意を!






基本仲のいいドンナ家族ですが、喧嘩もします






①兄妹編 【ちびっ子時代】

大抵この2人が喧嘩するのは、妹が拗ねた時
そのため口喧嘩の末に

「もう!お兄ちゃんなんて大っきらい!!!」

と言った後すぐに後悔するが、素直に謝れない。そのうちに

「さっきはごめんね?」

と、兄が謝ってきて、

「~~~~どうしてお兄ちゃんがあやまるの!?
わ、わたしが、ふぇ、わた、わがままで、わるくて・・・うぅ、わああああん!ごめんねおにいちゃん~~~!」

怒った後に大泣きし、謝る


99%↑のパターンで数時間のうちに収まるが、まれに兄を本気で怒らせた場合、喧嘩は数日に及ぶ

「もうお兄ちゃんなんて大っきらい!!!」
「わかった、じゃぁもうビアンカとは口きかない」

この展開が来ると、まず兄からは謝らない。そのため妹も折れどころが見つからず、全く口をきかなくなる

「ビアンカ、悪いと思ってるならちゃんと謝らないとダメ」
「で、でも、おにいちゃっ、も、おはなししてくれな・・・ふぇ」
「今ジョーリィがツィオにお話ししてるから大丈夫
仲直りしたいなら、ちゃんとごめんなさいしなきゃ、ね?」
「・・・マンマも一緒にいてくれる?」
「いいよ、じゃぁいこっか」

「ツィオ、腹が立ったのはわかるが、謝罪の機会くらいは与えてやりなさい」
「だって、パーパ・・・」
「あれはまだ幼いから、間違えることも多い
お前はビアンカより年上だろう。無条件に許せとはいわないが、そこは理解してやれ」
「うん・・・」

妹が十分反省した頃に、両親が仲裁に入ってやっと仲直り


大きくなるにつれて、喧嘩は減っていき、怒っても口喧嘩で治まる
基本的にブラコン妹と、妹に甘い兄なので(笑)



②対父親編

兄の場合。大抵怒るのは兄の方
原因はジョーリィが食事をしない、研究室から出てこないetc どちらが親なのか

【幼少期編】
初期は可愛らしく注意
「パーパ、ちゃんとごはんしなきゃダメっ!」

しかし効果がないとわかると、実力行使に出る

「・・・・・・イグナツィオ、何をしている」
「パーパがごはん食べるまで、ここにいるの」
「・・・・・・」
「マンマがね、ちゃんと食べないとからだによくないって
パーパがびょーきしちゃやだよ。だから食べて」
「・・・わかった」

食事中、膝に乗ったままてこでも動かない。食べ終わるまで純粋な瞳でじっと見つめてくるため、ジョーリィが大抵折れる


しかしこの攻撃はある程度成長すると効かなくなる
そうすると最終手段に出ます

「・・・なんの真似だイグナツィオ」
「父さん、何日食事してないの?倒れられると困るからちゃんと食べて」
「・・・・・・」
「食べてくれたら、研究室の鍵は返す」
「・・・栄養は摂取している」
「葉巻は食事に入りません。年も年なんだから、我がまま言わずに食べて下さい
父さんの好みに合わせて俺が作ったから。これ、無駄にはしないよね?」
「・・・・・・わかった」

部屋の鍵、実験器具、薬草などなどを盾に笑顔で脅す
とにかく頑として譲らない上に、何時間かかっても食事が終わるまで人質を手放さないので、やはりジョーリィが折れる

「昔は可愛げがあった・・・」
「でも可愛くなくなっても好きだよね?」
「・・・・・・まぁな」
「俺も捻くれて優しくなくても父さんのこと好きだよ」

親バカの負け



稀に兄が無茶して大けがした場合など、ジョーリィが怒ることも
その場合、まずとてつもなく怒りオーラを出したまま無言になる

「・・・・・・」
「・・・・・・すみません」
「なにがだ」
「建物とか色々壊してしまって、ドンナや相談役に迷惑を・・・」
「そんなことはどうでもいい
イグナツィオ、私は以前もお前に言ったはずだ。己の力を過信するな、と
それとも今より最悪の事態を引き起こさなければ理解できないのかな、お前の頭は」
「・・・心配かけてごめん、父さん」
「もういい。寝ていろ」

皮肉も嫌味も全部心配の裏返しです。察してあげて下さい

基本的にそれほど激しい喧嘩はしない
能力的に戦ったらお互い無事では済まない+お嬢と妹が悲しむ+お互いに怪我して欲しくないのでしないということで一致している

その代り、本気でキレた場合はガチで数ヶ月間口をきいてくれなくなる
殴られるより効果があります




妹編

【幼少期】
意外と躾に厳しい父親に怒られた時など、よく見られる

「パーパのバカ!!!だいっきらい!!!」
「・・・わかった」

顔色一つ変えないが、大変ショックを受ける

妹は拗ねて、父親はショックで近づかなくなる。が、時間が経つと機嫌が悪くなり、周囲に被害が
そのため喧嘩した場合は、ファミリー内緊急警報が発令。この間不用意に近づくと命の保証はありません。身を守る術は自衛のみ。生き残りたければ神経を研ぎ澄ませ

妹も初めは兄や祖父母(母は父のフォローに回る)にくっついているが、父親っこなので数日もすれば寂しくなってきて・・・

「っ、ひっく、うぇ・・・ごめ、ごめんなさいっ、きらいなんてうそなのっ
パーパだいすき、だから、きらい、ならないで・・・!」
「・・・誰も嫌いとはいってないだろう」
「じゃぁパーパ、ビーのことすき?きらいにならない?」
「あぁ、私がお前を嫌うことはない」
「~~~っパーパ大好き!」

唐突に寂しさがこみあげ、ところかまわず抱きついて大泣きする
被害が甚大な時は、限界が来る前にフェリチータにたしなめられた娘が謝ることもあるが、基本的にお互い大好きなのはわかっているので、母・兄共に傍観体勢

ちなみにこの後はジョーリィがかなり上機嫌になるので、言いにくいことがある場合はこのタイミングを狙うのがベストである


これだけなら微笑ましいが、これが成長すると色々大変なことになる。主に周囲が
成長した場合の喧嘩内容は様々。一番多いのは実験内容でもめること

その場合、理解できない単語が飛び交う専門的討論から、次第にただの親子喧嘩にシフトチェンジ
父と娘の喧嘩ならすぐケリはつくが、錬金術同士となるとそうはいかないお年頃

「パーパのわからずや!外道!悪魔!もうパーパになんか頼らないから!」
「・・・ほう、半人前が随分と大きな口を叩くものだ」

そして冷戦勃発。その間互いに研究室に引きこもる=危険物大量生産=被害甚大
たいてい皆がドンナに泣きついてくるので、ここで仲裁が入る

でも基本的にそれまでは妻・兄共に放置

「あれでコミュニケーションとってるから、いいんだよ」
「2人とも素直じゃないだけでお互いに大好きだもの。平気よ」


ちなみに仲直りしたらしたで、タッグを組んで危険物を仕掛けてくるので、結局危険
レガーロのディアボロ父娘は災難しかもたらしません

「パーパ、実験台確保してきたわ!これで新作の効果が試せるわね」
「よくやったビアンカ。早速準備にかかるぞ」
「うん!・・・あ、逃げようとするのは勝手だけれど、命が惜しいなら大人しくしていた方がいいわよ?
―――それともわたしとパーパから、逃げられると思ってるの?」




③対母親編

兄妹共に怒られて拗ねることはあれど、基本的に言うことはききます
ちなみにめっ!程度で叱られるのは妹の方が多いが、盛大に怒られるのは実は兄の方が多い


例)息子(当時7歳)が木の上(2階以上の高さ)で寝ていました。当然ファミリー大騒ぎ

「なんであんなところで寝てたの!?」
「いつも猫が寝てたから」
「え?」
「気持ちいいのかなって、ためしてみた」
「・・・・・・ツィオ、自分で確かめるのはいいことだけど、危ないことはしちゃダメ!」
「大丈夫だよ」
「どこが!?」
「だってファミリーはみんな、あのくらいの高さから平気で降りたり」
「それは普通じゃないから、真似しちゃダメ!!!」

母親の心配がイマイチ通じないこと多数。本人常識人のつもりだが、その常識はファミリー基準なので全然常識じゃないという
でも基本言うことは聞くので、二度はしません

「なんで今度は屋根で寝るの!?」
「命綱つけてるよ」
「だからそういう問題じゃないの!!!」

ただし、予想斜め上に走る



対妹の場合は可愛らしい喧嘩(未満)なので、周囲はたいてい見守り体勢

例)お仕事(パーティ)にお出かけの母親にひっついたまま離れない

「どうして行っちゃいけないの?」
「ビアンカにはまだ早いよ、もっと大きくなったら・・・」
「でもわたしは、今マンマと一緒にいたいの!」
「ビアンカ」
「お昼はずっとおしごとで、一緒にいられるの夜だけなのに、夜もお仕事なんてヤダ・・・」
「う・・・(それを言われると・・・)」
「パーパはマンマに聞きなさいって」
「(ジョーリィ、逃げたね・・・)~~っでもダメ、お酒の席にはまだ」
「じゃぁいつになったらいいの?どのくらい大きくなったら、マンマといられるの?」

以下エンドレス

これを見越して予定の30分前に出発準備するのが暗黙の了解



④番外編:夫婦喧嘩

どっちが原因でどういう喧嘩をしようとも、終着点はひとつである


「ジョーリィのバカ!どうしていつもっんぅ・・・っ!」
「・・・フェル」
「ちょ、ぁっん・・・ご、ごまかさな、ひゃっ、いで・・・あぅ」
「別に誤魔化しているつもりはない。私は自分の気持ちを正直に表しているだけだ
―――行動で」
「それが、誤魔化して、んっ・・・るって・・・あ」
「いい反応だ。君ももっと素直になったらどうだ、フェル?」
「もう・・・(しょうがない人・・・)」

この瞬間から執務室or部屋or錬金部屋は数時間全面立ち入り禁止です
邪魔をしたら(主に旦那のせいで)命の保証はありません



ちなみに子供らの反応

【ご両親、喧嘩してますよ?】

「パーパとマンマが?痴話喧嘩なんて関わるだけ損よ、損」
「放っておいたって直ぐに仲直りするよ・・・必要以上に
あ、数時間は近づかない方がいいね。渡すものがあれば預かっておくよ」
「ルカは面倒だから、様子見に行ったりしないでね。というより邪魔したらパーパの機嫌が悪くなるから、絶対行かないで、命令」

そのうちまた年の離れた弟妹できるんじゃね?と危惧されているトップ夫婦(笑)






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