ぼくがうんと小さいときにその人はやってきました。
名前はアカイトといいました。

アカイトはずっとぼくのそばにいてくれました。
おかあさんがいないときも、おとうさんがいないときも、アカイトがいたからぼくはまったくさびしくありませんでした。

アカイトはぼくを守ってくれました。
アカイトはぼくのボディガードというもので、よの中にはふしんしゃや、ゆうかいはんというこわい人たちがいますが、アカイトのおかげでぼくはいちどもそういう人たちに会うことはありませんでした。

アカイトはきれいでした。
いつもはあまりひょうじょうがかわらないけど、ときどきわらったりするのをみるのが好きでした。ぼくを見て笑うのはもっと好きでした。

ぼくはアカイトにあこがれました。
アカイトみたいな大人になって、いつかはアカイトを守ってあげようと思いました。

ぼくはアカイトが好きでした。
アカイトにいったらにっこりわらってアカイトもぼくのことが好きだといってくれました。おかあさんにいったらそれはそうしそうあいというのだとおしえてくれました。だからぼくとアカイトはそうしそうあいでした。

ぼくはアカイトが好きでした。
ぼくはアカイトが好きです。




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