スザルル+作者(和泉綾)の勝手に対談 1



ルル・スザ・和泉:このたびの震災に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

和泉:突然の大地震、大津波で、しかもかつてない程の広範囲が被災地となり、未だにネット環境どころか、ライフライン、生活必需品さえ手に入り難い状態にある被災地の方々がどれほどいらっしゃるのか解りませんが、それでも、このサイト、ブログは何とか、通常営業していきたいと思います。

ルル:それにしても…1月に入れ替えした後、ここまで随分間があいたな…。

スザ:まぁ、綾自身が結構大変だったしね…。申し込みしていたイベントだって、今年になって一つも参加できていないじゃない…。

ルル:体調もボロボロだったしな…。薬の副作用とは云え…体重が減り続けていて、結局その薬、一旦止めてしまっているからな…。

和泉:まぁ、今年に入って体調はあんまりよくない状態は続いているけれどね…。で、あの震災で生活そのものがめちゃくちゃだし…。うち、被災地じゃないけど、仕事関連はホント、日本全国に影響しているよ…。

スザ:そう云えば、3月に予定していた検査入院も無期延期になったしね…。

和泉:別にあんなもん、今の状態なら儀式みたいなもんだから…。そんな事より、千葉県自体が被災地になっているし、名古屋の方も被災地からの患者の受け入れが始まっているから…病院関連も結構大変だよ…。

ルル:それでも、何人かはちゃんと生きているって連絡が来ただろ?お前の場合…。

和泉:最初の頃は安否が解らなくてとにかく右往左往していたし、昼も夜もなかった気がする…。少なくとも、とある私のオンライン作品を読んで下さっている読者さまからのメールが来るまでは…。

スザ:その時、既に震災から10日くらい経っていた様な…。

ルル:その間、こいつの生活、人間の生活じゃなかったからな…。手術前の知人が結構宮城とか岩手にいるとかで…。で、その中ではこいつの受けた手術について相談を受けていた人物もいたもんだから…。

スザ:まぁ、あの前後不覚状態は…普通に人に見せられないよね…。

和泉:自分の知っている人間が被災したなら普通でしょうが!しかも、私の手術前の病気…薬がなければ、食料がなければ、水がなければ…普通に死ぬんだよ?そりゃ、健康じゃなかったんだから、運がなかった…と云われればその通りだけど…。津波の影響でこう云う事を予測していて薬の予備を持っていたとしても…流されちゃったって事になれば…。健常者と違って1週間水だけで大丈夫なんて云う訳にはいかないんだから…。

ルル:まぁ、落ち付け…。それでも、患者会を通してなんとか他の県の病院に収容されたんだろ?

スザ:って云うか、僕、綾がこんなに前後不覚になったの初めて見た…。

和泉:私だってこんな前後不覚になった自覚なんて初めてだよ!

ルル:ネットのお陰で、リアルで会っていなくてもその相手に対して感情移入してしまう程仲良くなってしまうという例もあるからな…。

スザ:特に、病気に関しての場合は…結構そう云うのあるよね…。普段の生活の中でそう行った仲間がいない分、そう云った媒体で仲間を作る…と云うのは良くある話しだし…。

ルル:マスコミ報道されているところでも物資が足りないのに…こいつの知り合いのいる避難所、全く報道に乗っていないしな…。その相手の安否だってスマホからのツイッターだろ?解ったのは…

和泉:まぁね…。今回の震災ではスマホ、大活躍みたいだね。ただ、バッテリー消耗が激しいのが難だって云ってた…。電気がなんとか使えるようになってやっと繋がったって云ってたし…。

スザ:携帯は壊滅状態だったしね…。

ルル:一般回線もな…。

和泉:やっと、東北道が開通して、名古屋から仙台への深夜バス、再開したけど…。でも、それなりの都市はなんとか、ご飯食べられるけど…そうじゃないところは飲み水もなければ食料もない状態だし…。当然、燃料がないから寒い状態の中、暖房もない状態で…。結構孤立地域が多いから…。テレビで映っていないところ…ホントに悲惨らしい…。

スザ:そんな状態でよく、ここまで落ち付けたね…。正直、それがビックリ…。

ルル:こいつ、流石にダウンしてな…。病院にも行けない状態だったからな…。熱発くらいで行ったら病院の迷惑になるだけだってほざいてな…

スザ:熱発って…どのくらい???

ルル:まぁ、訊くな…。こいつのバカさ加減を再確認するだけだ…。

和泉:あのさぁ…前後不覚状態の時の事をほじくり返す事無いじゃん…。それに、なんとか自力で回復したんだから…いいでしょ!

スザ:それはともかく…今はまだ、マスコミが騒いでいるから日本中の人達がそちらに心を傾ける事も出来るけど…これが、少しずつ、マスコミ報道が減って行ったら…。

ルル:復興に10年20年かかるって云っているのに…忘れられてしまいそうだな…。

和泉:まぁ、普段の自分の生活も維持して行かなきゃだし…。いつまでも悲観的になっていても前に進めないでしょ?普段の生活は送らなくちゃいけないと思う。忘れちゃいけないと思うけど…。



※この会話は、作者、和泉綾の勝手な世界が作り上げているものであり、本編、本編の関係者とは一切関係ありません。




ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます) 書き込む際、ネチケットをお守りください。(HNなし、挨拶なしの突然の本題、いきなりの作品批判、は対応に困ります)レスが不要の方は下の『レス不要』のチェックボックスをクリックして下さい。
お名前 URL
メッセージ
あと1000文字。お名前、URLは未記入可。