拍手ありがとうございましたぁーっ!

キリバンのリクエスト受けるか、
自分から思いついたらなんか文章書きますorz
自己満足サイトですけどよろしく!(←


今は、
・1pで「嘘つきと嘘つき」(はや←なの)
・2~6p目でSWパロss(エーゲル)
ですよっ!




「ねぇはやてちゃん」
「んー?」

ふと思いついて、私はコーヒーをすするはやてちゃんに声をかけた。

「初めてフェイトちゃんと会った時、どんなこと考えた?」

ちょっとした話題提供。
最近仕事詰めの彼女に、ささやかな休憩を添えてみる。
何もかもお見通しなのかはわからないけれども、彼女は私の出した話題にのってきた。

「そやねぇ……えらく綺麗な外人さんやなーと思ったよ」
「……それ嘘だよね。もっと他に考えたでしょ」

私が強気な笑顔を浮かべると、彼女もニッと笑った。
昔から、はじめて会った時から思ってたけど、彼女は本当におかしそうに、楽しそうに笑う。
彼女はさっと両手をあげて、降参のポーズをとった。
コーヒーまだ残ってるんでしょ、こぼれちゃっても知らないよ。

「なのはちゃんには敵わんなぁ」
「そう簡単に参ったって言わないの。……ふふ、こんな捜査指令を見たらみんな驚いちゃうね」
「おおう、流石教導官は手厳しい」
「今の褒め言葉のつもりだったんだけど…?」

普段仕事場ではしっかりしている彼女しか知らない部下達からすると、
きっとこんなにへらへらしてるとは思わないんじゃないかな。
だから褒め言葉だけじゃない。さっきの言葉には、もうちょっと力を抜いてもいいんじゃない、という別の意味もこめてみた。
察しているのかまでは、私には読みとれないけど。
そこは、ちょっと悔しいな、と思ってしまうけど。

「そうやねぇ」

彼女がそうして言い直す言葉もまた、いくつか嘘が含まれているのかもしれない。それは私にはわからない。
でもきっと、あの人には全部わかっちゃうんだろうな、と思うわけで。
あの人の話をしているんだし、今頃くしゃみでもしてるんじゃないかな。
そんなことを考えれば、私はいつだって彼女の前で普通に笑うことができる。

「綺麗な目をしてんなぁと思ったよ」

だから、どこも痛くない。私は笑ってる。






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