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拍手ありがとうございます!お礼SSとコメントの送信は下へスクロール▽ ----- ナギサの飲み屋にて。 「………」 目の前のある意味凄惨な光景に俺はただ絶句するばかりだった。仲のよいジムリーダー(とトレーナー)ばっかりで集まって、一時間しないうちにこれだ。 「ヒョウタくーん…ねぇ聞いてよぉ…私ぃ」 「ナタネさん、さっきからそればっかり繰り返して肝心な内容を「なんだってぇ…?私だってさぁ、いろいろ迷ってんのよ!これでも食らえー」 「うわっちょっと!い、息が…くるしっ…」 「あはっ。ヒョウタくんすごい顔―!ははははは」 ナタネを首に巻きつけ、けたけた笑うスズナに助けを求めているヒョウタの奥の席には、皆の熱い思いが伝わったのかオーバが黄色いシャツに手を掛けていた。それに気付いた奴の弟・バクがジュース片手に煽っている。(「お、来た来た!うちの兄貴は脱ぐとすごいんだぜ!」) まだ皆に理性があるうちにおひらきにしようと俺は切に思った。ナタネとスズナはヒョウタがまとめてどうにかしてくれるだろうし、オーバはバクが連れ帰ってくれるはずだ。となると残りは… 俺は足元で丸まって眠りこける彼女に視線を遣る。一杯や二杯でここまで熟睡できるのはかえってうらやましいものかななどと呟いて、俺はそいつを抱えて皆に叫んだ― 春の夜はどこまでも生暖かく、もし月や桜なんかを見上げたらその妖しさに当てられてしまいそうなほどに、無駄に華やかな夜だった。時折、ずり落ちそうになる彼女を「よっ」と言って背負いなおす。 「なあ」 「……」 「起きてるんだろ?ずっと」 「………」 「お前もさ、頭脳犯だよな。あのメンバーがそれぞれ飲んだらどうなるか、分かってたのか?それとも推測か」 「…両方違うもん」 彼女は観念したように口を開いた。声の調子からは「ばれちゃったか」と言って舌を出しているような彼女の軽い明るさは感じられず、かわりにどこか拗ねたような調子で彼女は続けた。 「ヒョウタさんとバクくんに一枚噛んでもらったんだ」 なるほど。道理であいつらは(バクは未成年だとしても)理性を保っていたわけか。 「だってそうでもしないと」 先を言わない彼女はかわりに俺の首を締め付け、(正直ちょっと苦しかった)俺はもくもくと歩き続けた。こうしているのも悪くないと思ったし、後ろからしがみついている彼女がまだ何か言ってくれるんじゃないかと期待して、俺は言った。 「あ、そうそう、ちょっと俺酔いを醒ましたいから遠回りするけど」 背後からの返事はなく、かわりに彼女は一層強く俺にひっついた。 はかりごと |
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