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今回は B+(シフ)1本、復活2本(骸ツナ、骸雲)、エゴ組2本 のランダム

 

 

 


      ◆戦場の円舞曲 (Schiff)

 

 

薙ぐ力に任せて、ふわり、広がるローブの端。
その力を殺さず、片足を軸に綺麗な弧を描いてターンを一つ。
華奢なその身にそぐわぬ大鎌を捌いて、青白いラインを描く。
何度見ても、戦場に不似合いな優雅さを醸し出していて、酷くそいつだけが異質に見えた。

 

「カルマン、どうしたの?」

そっと、木漏れ日が囁くような声が問いかける。
柔らかく波打つ金色の髪を風に遊ばせ、俺の傍に寄り添うのは、何故か眼が離せない存在で。
兄妹という概念など、俺たちには存在しないと思っていたが、どうも俺にとってイレーヌだけは別らしい。
戦いを避けたがるこの少女は、何が何でも戦場の前線から退けなければならない。
そんな義務感が己の中にあるというは、とても奇妙なことで。
それ以上に奇妙なのが、同士である先ほどの奴だ。

「アイツを見てると、変な感じだ」

苛立つように吐き捨てれば、見上げてきたイレーヌが小さく笑った。
なんだ、と睨むように見返せば、カルマンと同じね、と言った。
意味がわからない。
何処が同じなものか。
そう呟けば、さらに微笑を深くして、そっと腕に手をかけてくる。

「モーゼスも、カルマンも、綺麗」

戦ってるというより踊っているようで、綺麗。
イレーヌはそう繰り返し、ゆったりと笑うと、俺の奇妙な苛立ちの正体を暴いてくれた。
あぁ、なるほど、道理で噛み合わないはずだ。
綺麗で無駄のない動きなのに、どうして緩慢な動作に見えて苛立つのか。

 

「2人のテンポは全く違うみたいね」


そう、アイツは優雅な大円舞曲

 

(そんなもの、俺が躍れるはずがないだろう!)

 

 

 

* * * *

2009/01/30 (Fri)

そうだとも。カルマンがワルツなんて躍れるわけがないwwww
カルマンは直線の動きが綺麗だからね、ワルツみたいな円を描くのは元から無理なのさ(笑)


新月鏡
 

 




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