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拍手ありがとうございます!!!
そんな貴方にささやかな御礼を…
今回は B+(シフ)1本、復活2本(骸ツナ、骸雲)、エゴ組2本 のランダム
◆仮定ゆえの救済 (骸雲)
今日も、相変わらずのめちゃくちゃぶりだった。
執務中にいきなり現れて、一方的にどうでもいいことを話し、勝手に戸棚を漁って紅茶を淹れる。
それも、どれだけ君は僕の部屋を熟知してるの?と訊きたくなるほど手際がいい。
指定席となった長いソファーの真ん中で、ゆったりくつろぐ姿を見ると、さすがに殺意が湧き上がる。
僕がどれほどの仕事を前にしてるか、なんて気にすることもない彼が憎い。
そろそろ本気で追い出そうか、と思って立ち上がれば、タイミングを見計らったように、口を開いて。
「紅茶の茶葉、変えてくださったんですね」
と、極上の笑みで、それこそ「にっこり」と擬音語がつきそうなくらい、華やかに微笑むからたまらない。
優しげに細められた異色の双眸には、ありったけの感情が込められていて。
それを察知してしまった自分は、もうそこから動く気にもなれず、再び椅子へ撃沈した。
だって、ずるい。
こんなの卑怯だ。
君のためにと、密かに仕組んだ『嫌がらせ』すら、逆手にとってくるんだから。
気づかなければいいのに。
そうすれば、感情を持て余すことなく苛立ちのままに殴り倒してあげられるのに。
悔しいけれど、認めたくないけど…
想うことで死ぬとしたら、僕はとっくに殺されてるよ!
* * * *
2009/01/30 (Fri)
骸さんにメロメロな雲雀さんwwww
可愛いな、可愛いよ骸雲!
新月鏡
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