化学戦士バクロマン:ジンベエ・フォン・シャークスコッチ 新たなる客人の上に、神の加護を!新たな邂逅に感謝を! 貴殿は幸運な選ばれし者であるv たった今、我が艦のパティシエが至高&究極のザッハトルテを仕上げたところなのだ! (ばさあっ!と紫紺のマントを翻す。裏地の深紅のベルベットが目に沁みるぜ!) (つま先一回転して向き直ったジンベエは、5号のザッハトルテが乗った 純銀のトレイを手にしている。) 見よ、この、甘味の女神に愛されしトルテを! 我がしたためし新たなレシピによる銀河一の至宝! (声を潜める) 実は、実に通常の3倍の砂糖がこの褐色の天使の中には入っているのだ。 うむ、このレシピを渡したとき、我がパティシエは感動のあまり、顔色を変え、声を失い、 「本当によいのですか」 と目に涙さえ浮かべていた。 よいのだ…よいのだぞ。幸福を求めるのに砂糖を惜しんでどうするのだろうか。 客人もそうおもうであろv さあ、そちらにかけてくれ。 紅茶には砂糖を5杯入れるか?6杯にするか? 悩むことはない。甘味が足りなければ、あとから足せばよいのだからな! |
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