俺はお菓子をよく食べているのは、女の子がくれるからだ。 その中でもロリポップキャンディはお気に入り。
俺は部室で着替えてから跡部を待っていた。部長ってゆうのはやっぱり大変だ。帰りだってみんなよりも遅い。俺が跡部と一緒に帰るのはもうずっと前から変わらない。日もとっぷりくれていて、部室の電気は一番小さいのにすると薄暗い空間となった。ソファに寝転がると窓の外、月が見える。オレンジ色をしていて少し欠けてる。まだ低い位置にある月は赤が強い。それを見てカバンからロリポップを取り出した。オレンジ味のロリポップ。がさがさと包みをとって、口に入れると安い味が広がった。
「ジロー!」 「あとべ」
10分ほどしてドアが開く。俺のロリポップはまだまだまあるい。跡部は例え部屋が暗くたって俺がいないなんて思ってもいない。 だって、これが当たり前だから。
「帰るぞ」 「うん」
そして謝ったりもしない。やっぱりこれが自然だから。
「あとべ、」 「なんだ?」 「残り、あげる」
俺はまだ結構残っているロリポップを跡部に差し出した。そうすると少し嫌な顔をするけど、俺はその顔も結構すき。
「またかよ」 「うん、また」
俺は跡部に何度かロリポップをあげたことがある。跡部はあまりその安い味が好きじゃないみたいだけど、いつも無理やり押し付ける。
それを跡部は拒まない。 跡部は俺を拒まない。
なんで俺が跡部にロリポップをあげるのか、もちろん理由がある。 俺は跡部がロリポップを食べているのを見るのがたまらなくすきなんだ。あとべの唇が俺はすごくすき。ちょっと厚めでうっすらとピンクですごく色っぽい。跡部がロリポップを舐めるとたまに舌がちらっと見えたりして、エロいなぁとか俺は考える。
「…んなに見るなよ」 「だって」
だって、すきなんだよ。って、続けなかった。
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