【普段絶対言わなそうなことを相手に言った場合のそれぞれ】
①ロイ・マスタング大佐とリザ・ホークアイ中尉 ロイ:……は? アイ:ですから『今夜、好きにしていいですよ』と。 ロイ:君は誰だ。 アイ:はい? ロイ:ホムンクルスか。それとも鋼のが中尉そっくりの皮膚組織マスクでも錬成したか。中身は誰だ。 アイ:失礼ですね。私ではご不満でしたか。 ロイ:ご不満なわけあるか馬鹿者! アイ:……はい? ロイ:あの中尉が! 自分から夜の話を振ってきて、あまつさえ好きにしていい、だぞ!? 本物だったら今夜の火力は無限大になるところだった! アイ:…… ロイ:ふっ。騙されるわけないだろう。彼女とは何年一緒にいると思っている。中尉がそんなことを言うわけがない。 いそいそと浮かれて訪ねて蔑まれる私を待っていたのなら生憎だが、今夜はマデリーン嬢とデーとしてくるとするさ。 アイ:そうですか。ではマデリーンさんにお約束のご連絡をしておきますね。 ロイ:ああ頼む――……って、ちょっと待て。何故君がマデリーン嬢の連絡先を知っている? アイ:大佐の関係者リストは以前から管理させて頂いていましたが。 ロイ:それは、そ、……え? は? アイ:20時からでよろしいですか? ロイ:鋼の、ではないのか? アイ:リザ・ホークアイです。ロイ・マスタング大佐。 ロイ:……………………は? アイ:何年一緒にいようと、その程度の認識のされ方だったとは残念です。 ロイ:ちょっ、待っ、だ―― アイ:お先に失礼します。 ロイ:リ―― SE:パタン(ドアの閉まる音) 本当は2016年ホワイトデーにしようかなと思ってたんですが、全然間に合わなかったので拍手会話に! マデリーン嬢とのデート後、きっとまっすぐ中尉んち行くし、何だかんだで迎え入れてはくれるけど、好きにはさせてくれるかは別なロイアイでした°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖° |
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