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「秋は困っちゃいますねえ」 「何がだ？」 「栗おこわにサツマイモ、かぼちゃに秋刀魚に松茸…」 「はは、随分食い意地が張ってるじゃないか」 「だって美味しいものばっかりなんですもん。キロさんは気にしなくていいかもしれませんけど…」 「何を気にするんだ？太るってことか？」 「当たり前じゃないですか！秋は美味しいものが多いから太りやすいんですよ」 「少しくらい太っても良いだろ、味覚を楽しめるのは人間の特権だぞ」 「そりゃそうですけどぉ」 「お前はもう少し太ってもいいくらいだと思うぞ」 「…キロさん膨よかな女の人が好きなんですもんね…」 「女は抱き心地が大事だ」 「私キロさんが思ってるより抱き心地いい方だと思いますよ」 「…ほう」 「！」 「それは試してみろってことか？」 「そ、そういう意味じゃないですっ」 「ハハハ、照れるなよ。どれどれ…」 「キロさんセクハラっ！」 （だきごこち/キロランケ） |
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