「二人ならお似合いの夫婦になるだろう!」
お父様が絶賛する中、私の胸中は複雑以外の何ものでもなかった。
『ビアンカさんも結婚者候補に入れて』
あんなことを自分が言ってしまったから・・・
今、目の前にいる2人はこうなってしまったんだろう。
リュカさんは私を選ばずに、幼馴染のビアンカさんを選んだ。
答えはわかっていたはず。
まだ会ったばかりの私なんかが、選んでもらえるわけないもの。
でも・・・本当はどこかで、少しだけ期待していたのかもしれない。
私を・・・リュカさんは、私を選んでくれる、って。
ビアンカさんの手を離して、私の手をとってくれるって。
ねぇ、リュカさん。
本当に、本当にすごく短い間だったけれど。
私は今までにないくらい、あなたに恋をしました。
感じたことのない気持ちを教えてくれたのは、あなたでした。
大好き 大好き
ねぇ
後悔ばかりの恋だった
本当はあなたの隣にいるのは、私のはずだったのに
お題配布元:確かに恋だった
断然主ビアですが主フロも結構すきです
フローラは腹黒がいいww
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