「恐怖の心霊体験ー!」
私は今、宿屋の部屋で心霊番組を見ていた。
あまりお化けなどは得意なほうではないのだが・・・
つい先日ククールにそのことがバレてしまい「ヘタレ」と言われたことを根に持っていた。
「(ちょっとくらい耐性つけたいし・・・これくらいは見れるようにしなくちゃ)」
ぐっ、と拳に力を入れて、私は番組を見た。
「ひぁあぁぁぁああああぁあああぁぁ!!!!」
結果、ムリでした。
「どうしたの!?」
すぐに隣の部屋から、エイトが駆けつけてくる。
「え・・・っエェェエイトぉおぉ」
「どうしたのそんなおっさんみたいな声ださないで!!」
エイトはしどろもどろしながらとりあえず私の目の前に座った。
「だっ・・・だってアレぇっ・・・」
「・・・? オカルト番組?」
エイトは私が指差したテレビを見、そう一言呟いた。
私はそれにたいして必死に首を縦に振る。
「・・・ぷはっ、なんだ、怖いの?」
「そ・・・そういうわけじゃな・・・・・・・そういうわけですぅ・・・!!」
涙が後から後から出てくる。
いや、大げさに思うかもしれないけど、本当に怖かったの。
さっきの女の人の映像はマジで腰抜かすって。
「大丈夫だよ」
ぎゅ、とエイトが片手で私を引き寄せた。
「えっ?えっ?エ・・・・エイト?」
ずっと僕がついてるから
「だから君は、怖がらなくていいんだよ」
「・・・・・・・・うん」
お題配布元:確かに恋だった
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