パラレル設定。 とある休日。 紂王「ちょっと、そこに立ってて」 ヒロイン「は? オイコラ、何携帯構えてんだ」 紂王「機種変して何かカメラの性能が良くなったらしくてな、試しにモデルになってくれ」 ヒロイン「はああ? やだよ、ハズイ!」 紂王「そう言わず。待ち受けにしたいんだ」 ヒロイン「ま、ますます嫌だ!」 紂王「じゃあ、二人で撮ろう」 ヒロイン「それも、いーやー!」 紂王「ほら、笑って」 ヒロイン「笑えねえよ!」 カシャリ 紂王「うわ、仏頂面…」 ヒロイン「無理だって。あたし写真嫌い」 紂王「…でも、忙しい時に笑顔の写真見たいなあ。一緒に居られない時、癒されたい。頑張ろうって、思いたいなー…?」 ヒロイン「……何、その無理矢理なお願い目線とキラキラ光線」 紂王「なあ、笑ってくれ」 カシャリ 紂王「よし! いいぞ、ありがとう」 ヒロイン「待ち受けは却下な。人には見られないようにしてよね!」 紂王「やだ。見せびらかしたい」 |
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