悪夢 (千崎+如月+久留間 ……&明亮)

手術室前にて

千崎「先生! 明亮の容態は?!」

如月「危険な状態だ。出血が酷くてな。輸血が必要だ」

千崎「輸血! 先生、俺の血を使って下さい! 明亮のためならいくらでも」

如月「駄目だ」

千崎「……え」

如月「お前の血は使えん」

千崎「!!! どうしてですかっ?! 俺の手術の時、明亮の血を使ったんでしょう?! だったら…っ」

如月「そりゃ、明亮の血液型がO型だからだ。O型の血はどの血液型にも使えるからな。だが、逆……A型のお前の血をO型の明亮に輸血するのは無理なんだ」

千崎「!!!!!!!!!!!!」

久留間「先生、私の血液型はO型です。是非とも、私の血を坊に!」

千崎「なっ?!??!?!?!?!?!」

如月「そうか。じゃあ、手術室に来てくれ」

久留間「嗚呼、坊の体に私の血が! 身に余る光栄です! どうぞ、いくらでも使って下さい!」

千崎(明亮の体に久留間の野郎の血が流れるだって?! 嫌だ! そんなことは絶対嫌だぁああああああ!!!!!!!)

・・・・

明亮「千崎さん、千崎さん」

千崎「……ううう、許せん、……絶対……はっ!!! 明亮っ、お前怪我はっ?!」

明亮「はは、寝ぼけてるんですか。可愛いなぁv ……わっ!」

千崎「この詐欺野郎っ。よくも俺を騙しやがって! 怪我をした時は俺の血を使うと言ったくせにっ!」

明亮「??????? 一体何の話です????????」


【特番「血液型のあれこれ」視聴後の、A型千ちゃんの一抹の不安が見せた悪夢】



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