日向ぼっこの犬と猫。(男鹿×神崎) 「…んなとこにいやがったか」 校舎から一番離れている大木の根元で木の根を枕に悪魔と称される一年坊。 「………」 「──ちっ。駄犬が気持ち良さそうに寝やがって。腹立つ」 ストローを咥えた儘漏らしてみても起きる気配もなく。 「……アホ。ボケカスゴミ、…バーカ」 「てめーいい加減にしろよコラ」 「………起きんの遅ぇよ、バカ」 「ん」 ぽんぽんと隣の草叢を叩かれて。 「いや木の根っこあんだろ」 「捜させた罰だ。黙って枕んなっとけ」 黒い犬を枕に金の猫。 * * * ぱちぱちありがとうございましたっ。 100630 up |
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