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土方姫の奮闘 前
ーー白雪姫パローー
昔々、あるところにいたお姫様のお話です。
西洋のとある国に白雪姫と形容されるほど美しいお姫様がいました。
名は土方歳三。
そのとおり名の通り、肌は白雪のごとく、髪は黒真珠にごとく。
その瞳はけぶるような美しい艶をたたえ、紫水晶のようでした。
そして、ありえないほど、剣術がお強い姫さまでもありました。
因みに姫の愛刀は和泉守兼定です。
「なんか、ここから可笑しくないか。近藤さん」
「いや、俺は台本どおりやっているだけだ。トシ」
「あと、このひらんひらんした服、仕立て直していいか?」
「いやいや、それはせっかく用意されていたものだ。感謝をもってきなければ!!」
「・・・。」
さて、姫は父王である近藤勇ととても仲むつまじい親子でした。
しかし、その姿に嫉妬するものがいたのです。
それは、姫の継母である沖田総司。
継母はなにかと王にかまわれる姫をどうにかして追い出そうと考えていました。
「土方さんと近藤さんが親子な時点でいただけないよね」
「総司」
「今日はどんな嫌がらせしようかなーーー??」
「総司」
「そういえば、姫の名前忘れてきたかも。えーと、ひじ・・・?ひじかけ??」
「総司!!」
「あれ、土方さん。いたんですか」
「お前の出番だ、さっさとしろ!!!」
あるとき、継母は白雪姫を追い出す名案を思いつきました。
そして、それを実行にうつしました。
「姫、ご機嫌如何?」
「うるせぇ!!用件は何だ」
「まぁまぁ、これをみてくださいよ」
そういって、継母が取り出したのは。
姫が大事に大事に綴っていた句集でした。
「総司、てめぇそれをっっ!!」
「いやだな、お母様でしょ?大丈夫、すぐに返しますよ」
継母はそういうと窓からぽーん、とその句集を投げました。
「総司、台本と違うのではないか!!」
「いいんですよ、近藤さん。こっちのほうがみんな喜びますって」
「そ、そうなのか」
そして、句集は風にのり、ひらひらと森の奥底へ飛んでいきました。
姫は目にもとまらない速さで駆け、句集を追いかけていきました。
めでたく、姫を追い出した継母はご機嫌で王のもとへいってしまいました。
姫がやっとのことで句集をみつけたのは、森の奥底でした。
「ったく、総司の野郎・・・、帰ったら唯じゃすまねぇ」
そう、ぶつぶつとつぶやくと帰り道を模索しはじめたのですが。
いっこうに道は開けません。
そう、白雪姫は迷ってしまったのです。
途方にくれる姫の後ろへばっさーとなにかが木から飛び降りてきました。
ひらり、とマントを翻して現われたのは。
「土方とやら、久しぶりに見えるな。俺はあるときは鬼の頭領、あるときは姫をかる猟師・・・ 風間千景だ」
つづく。
後綴り
ゲームのオマケおよろしく、薄桜鬼で白雪姫開演~~~~~!!
ぱちぱち。
まぁ、土方さんがかわいそうですよね。
地味に紫色のパフスリーブでスカートはフリル三段重なんじゃないかと考えています。
さぁ、これは別名土方姫の受難でもおKなんじゃないかな。
ちーさまの登場シーンはもう、ハリウッド並みの派手さにしてほしいですね。
軽く、流したけど。
お客様の頭では派手にしてやってください。笑
ちーさまだもの・・・・!!!
ぱちぱち。
まぁ、土方さんがかわいそうですよね。
地味に紫色のパフスリーブでスカートはフリル三段重なんじゃないかと考えています。
さぁ、これは別名土方姫の受難でもおKなんじゃないかな。
ちーさまの登場シーンはもう、ハリウッド並みの派手さにしてほしいですね。
軽く、流したけど。
お客様の頭では派手にしてやってください。笑
ちーさまだもの・・・・!!!