偶にはには ※クロアイ

 たまには意地悪くしてやろう、そんな目論みは熱に浮かされながらもぽかんとしている男の顔が、大量のクエスチョンマークに彩られていた事で、脆くも崩れた。
「イヤ、だから……欲しいなら何処にどうして欲しいか言えっつー意味なんだけど……」
 自分で言うとそれだけ虚しい。明確な指示がないと解らないモンなのか。膠着状態に陥った空間。萎えそう。
 知識を入れず身体だけ開発したのは間違いだったなと失敗を悟る。今度AV流して説明しながら雪崩れ込もう。コイツはパンダか何かか。
「何、を、欲しろと」
 それすらもか。
 恥じらうとかじゃなくて疑問を深めた面をしている男に、オレはキレた。
「だーーから! テメエのメス穴にオレのちんぽ突っ込んで前立腺ゴリゴリいじめ倒されて気持ち良くなりたいです挿れて下さいって言えっつってんだよ!」
 AVを見過ぎたような発言を一息で。嫌悪感を浮かべた男に睨み付けられて、種族の本能的な部分が縮み上がる。

「……それをしたいのは貴様の方だろう」
「──」

 あ、解った。問答無用で泣かせば良いんだな。



▼生存確認
あと1000文字。