拍手ありがとうございました!  
   
恋する5のお題 (女視点 清く正しく) : その2 現実と夢の違い。

 白馬に乗った王子様とはいかなくても、身の丈にあった人を選びたかった。
 理想だってことはわかってるわよ。立場上、政略結婚だって当たり前だってことも。そうならなくてすんだのは有能すぎる臣下が、兄がいたからなんだけど。
 でもこうなることは想定外だったとは兄の談。今日も今日とて、目前で舌戦が繰り広げられている。 
「なんで通してくれないんだよ」
「元来、娘をもらうときは父親に許しをこいに来るものです」
「いやアンタ、父親じゃないし」
「無論、それが妹だとしても同様です。私は寛大ですから。どこからむかってきてもかまいませんよ」
「だから、いい加減その設定どーにかしろって。シスコン通り過ぎてただの変態だぞ?」
「その変態とやらに手も足もでないのはどこのどいつでしょうねえ」
 男性二人の会話はあえてきにしないでおこう。きっと、小一時間もすればどちらかが音をあげるはずだから。ただ一つ言えるのは、現実は、夢よりももうちょっとだけななめ上をいってるみたい。

  「シェリアと下僕(?)」より
skin by spica
 
   






ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

あと1000文字。