幻影旅団団長クロロ=ルシルフルは自身が拾ってきた少女について淡々と語る。

なに、あいつについて?そんなこと聞いてどうするっていうんだ?・・・まあいいだろう、話してやる。あいつに会ったのはマリカタルだ。マリカタルとは何処か?まあ、それはまた後日に話そう。話が逸れるからな。で、俺はあの日なんとなく、本当にだたなんとなくあの大通りに足を運んだんだ。そうしたら視界に懐かしい色を見たような気がして、俺は立ち止まった。煩いくらい胸を叩く感情に、少しの希望と強い確信と純粋な興味を持ったんだ。そこには女が居た。少女、と言ったほうが正しいのだろうな。とにかく俺は衝動的に途方に暮れていた彼女を助けたよ。何故、と聞かれたらうまくは答えられないが・・・敢えて言うとしたらやはり「なんとなく」だな。それからの出来事にはとりあえず驚きだった。あいつは『彼女』そっくりだったんだよ。俺の強い確信は確認されたことによって事実へと姿を変えたんだ。そう、あいつは『彼女』の―――!・・・おっと、お喋りが過ぎたな、悪いがこれ以上はいくら君の頼みでも言えないんだ。そっちで適当に誤魔化しておいてくれよ。俺はこれからちょっと行くところがあるから・・・これで失礼するよ。

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