拍手ありがとうございます! これからも頑張っていきます!! 以下オマケです。 ※現在拍手は5種です。(1/2 追加) ※相変わらずネタで話ではないです。 だいたいこんな感じでネタを書きだしてから、実際に話として書いていきます。 『女王陛下の花婿様』 -⑯過去・周宰相編- 「…本日も姫君は"お出かけ"ですか。」 「申し訳ありません…」 周が溜め息をつくと、李順が頭を下げて謝ってくる。 彼が毎日訪れても、いつも目当ての姫君は屋敷にいなかった。 逃げ回っていたけど捕まった。 周という人は、夕鈴に王になれと言ってきた。 「何の実績もない小娘が王なんて、誰も納得しないでしょう?」 「おや、実績ならありますでしょう?」 「…ッ」 「ここ数年、この地域の不作が減ったと聞き及んでおります。あの案を出されたのは姫だそうですね。」 「そんなところまで喋ったのね…あの人はもう…」 自分をよく知る男の顔を思い浮かべる。 「現地に赴いて共に種を蒔き、時折様子を見に行き、収穫までされたとか。」 「~~~ 文応っ!!」 一体どこまで喋ってるのよ!? 「―――この国は今、疲弊しております。このままではこの国はいずれ滅びてしまうでしょう。」 「ええ」 「貴女も分かっておられるはずです。」 「…ええ、分かっているわ。伝統を重んじると言いながら変わることを恐れる害虫が多い…このままではこの国は内側から腐っていく。」 かつて賢王だった父は舞姫のせいで堕落したと言われ、次の王であった兄は政治を顧みない人だった。 今や中央は汚職にまみれ、地方は反乱が勃発している。 この国は崩壊の一途を辿っている。一度全てを壊してしまった方が早いとすら思うほど。 「そして私が無力なのも分かっているの。私の策は付け焼き刃であることも、私1人では限界があることも。」 「姫、私と共にこの国を変えてみませんか?」←この辺曖昧(汗) 「王ならそれができる。」 「…やってやろうじゃない。」 ・・・・+・・・・ 辺境時代ということで。狼陛下じゃないので王になる流れは違います。 瑛風くん、可愛いんですけど。この話ではどうしようかなぁ? →⑳に関連 ※この後のラインナップ。 ⑰水月登場編、⑱vs狸共編、⑲vs軍部編、⑳弟編、+登場人物設定 過去のものは整理部屋のミニカテゴリに移動しました。 |
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