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「オーダーです!」

 そこは戦場だった。
 超の未来予測とも言える集客と出食予想。
 幾多もの包子を内包する蒸籠から蒸気が上がる。
 家庭用では到底出せない大火力のコンロが火を噴く。

「チャーハンできたぞ!」

 士郎を加えた超包子は正に風林火山。

「今日も大繁盛だな!」
「ハハハハハ、経営者としては笑いが止まらないネ!」
「士郎さん、超鈴音追加オーダーです」

 茶々丸の声に二人は怯む事無く直ちに応じる。
 さほど広くない屋台の中で、士郎と超はぶつかる事なく滑る様にオーダーを捌いて行く。
 超包子の屋台が回転してから一週間が経過で、すっかり息のあったコンビネーション
 衛宮士郎、正に超包子にこの人あり。



ついでに一言あればどうぞ。

あと1000文字。