・よっしゃあ・




「ちょ!吉澤さん!?」
「おっはよ!ガキさんあそぼーぜー」
「うええ!?今からですか!?今朝6時ですけど!」
「気にすんな散歩散歩」


オフの日を見計らって、ガキさんを連れ出した。
ガキさんは振り回すほどいいリアクションするから面白い。
朝の光は眩しくて、でもテンション上がった。



「ガキさん腹へらね?」
「あ、ああ、空きました」
「はい、買ってきて。1000円。おつりはいらないから」
「うえぇええ!?」
「ほらあそこにコンビニ」
「あの、はい、わかりました!何がいいですか」
「何でもいいー」
「何でもいいですかぁ…困ったなあ…」
「とりあえずいってらっしゃい」
「あーはい、わかりました!」


だーっと走っていくガキさんの後ろ姿は何かかわいい。



ゆでたまごを食べながらぶらぶら歩いた。
ガキさんはなんかのジュースのストローをくわえてた。


「いい天気だね」
「はい」
「やなこととか、バカらしくならない?」
「えー、…はい」


「あんま考えすぎるなよって。あたしが言うことでもないけど」
「……」
「なんでも抱え込んだらいっぱいいっぱいになるよ」
「……」


「たまにはゆっくり散歩しようよ」
「…吉澤さん」



「ガキさん、がんばってるねえ」



何かをこらえるようにストローを噛んだ。


自分からは絶対に甘えてこないガキさん。
そういうとこもかわいいよ。



おいで。
って言ったら、飛び込むように抱きつかれて。
ガキさんはわんわん泣き出した。





おわり。(よしガキ)




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あと1000文字。