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以下、各キャラへの質問コーナー(?)です。

ルディ「3話から登場している、ルディでーす! 今日はボクからみんなに、気になることをいろいろと聞いてみようと思います!」
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■エイリーン

ルディ「ということで、はじめはエイリーンおにーさん!」
エイリーン「よろしく。何でも答えるよ」
ルディ「ではでは、まずは手始めに……おにーさんって彼女とかいたことあるの?」
エイリーン「え……な、ない、けど……」
ルディ「ほうほう……それじゃあ好きな女性のタイプは?」
エイリーン「何で恋愛関係ばっかりなんだよ!」
ルディ「だって気になるじゃーん」
エイリーン「好きなタイプとか、よくわからないし……」
ルディ「えー。よりどりみどりなのにー。優しく家庭的なクレスティアおねーさん。クールで理知的なフィーネおねーさん。ケンカしあえど心では分かり合えているリズおねーさん……」
エイリーン「いやいやいや、そこにリズを含めるなよ!」
ルディ「でも、好きだよね?」
エイリーン「もちろん、友達としては好きだよ。頼りになるし、安心して背中を預けられる。あ、い、今のはリズには言うなよ!」
ルディ「じゃあ、クレスティアおねーさんは?」
エイリーン「うん。好きだよ。作ってくれる料理は絶品だし、いつも俺の支えになってくれる」
ルディ「フィーネおねーさんは?」
エイリーン「フィーネのことも好きだよ。とっつきづらいところもあるけど、本当は優しくて、繊細で……守ってあげたいって思うんだ」
ルディ「…………それって結局、みんな好きってことじゃん……」
エイリーン「みんなじゃないよ。俺、ロイのことは嫌いだから!」
ルディ「さすがライバル。敵視してるねえ」
エイリーン「もちろん。ああ、でも、ルディのことは好きだよ」
ルディ「え……っ……あ、あのー、コホン。質問はこれにて終了!」
エイリーン「ルディ? 顔赤いけど、だいじょ……」
ルディ「次に行きます!!」


■クレスティア

ルディ「次はクレスティアおねーさんねー!」
クレスティア「うん。私に答えられることなら答えるよ」
ルディ「ではでは……好きなお父さんのタイプはクロードですか?」
クレスティア「いきなり質問が限定的!? しかも、な、何でそこでクロードが出るの?」
ルディ「とある筋から有力情報を仕入れたもので。で、本当のところはどうなの? おねーさん」
クレスティア「クロードは、その……お父さんって感じじゃないよね……怖いし……」
ルディ「じゃあ、嫌いなの?」
クレスティア「え……き、嫌いというか、そういうわけじゃないんだけど……。って、こんなんじゃ答えにならないよね。ごめんね。私にもよくわからなくて……」
ルディ「ううん、今ので何となくおねーさんの気持ちはわかったような気がするよ」
クレスティア「……もっと知りたいって言うのが本当のところなのかも。今の私は、クロードのことをあまり理解していないと思うから……」
ルディ「そんな風に言えるなんて、おねーさんって優しいよね」
クレスティア「そ、そんなことないよ……。優しいって言うのは、エイリーンみたいな人のことを言うんだと思うな」
ルディ「ふーん、そうかなあ。エイリーンおにーさんはバカっぽいよ?」
クレスティア「エイリーンはよく周りのことを見てくれてるよ」
ルディ「でも、世間知らずだし」
クレスティア「裏を返せば、純粋ってことだよね」
ルディ「ナルホドナルホド……よーくわかったよ。おねーさんがエイリーンおにーさんのことをどれだけ好きか!」
クレスティア「え、ち、ちがっ……、そ、そういうことじゃなくて……!」
ルディ「大丈夫! 誰にも言わないよ! こう見えてボク、口は堅い方だから!」


■フィーネ

ルディ「ミステリアスなフィーネおねーさんの秘密を、暴きにかかります!」
フィーネ「……どうぞ」
ルディ「う、いきなり鉄壁そうな感じ……。フィーネおねーさんは読書が好きだよね。昔からよく本を読んでいたの?」
フィーネ「カールハインツ邸にいた頃からよ。他にすることがなかったから」
ルディ「お屋敷の書物庫は自由に使えたんだね」
フィーネ「カールハインツは、良くも悪くも私に興味なかった。屋敷から逃げ出そうとしない限り、自由にしていられたわ」
ルディ「そっか。ごめんね、何だかあまり思い出したくないことを聞いてるよね」
フィーネ「いいえ」
ルディ「……フィーネおねーさん、全然表情が変わらないから、何考えてるのかよくわからないんだケド……。ちょっとさ、笑ってみてよ」
フィーネ「……笑う?」
ルディ「にこ、って」
フィーネ「…………」
ルディ「いやいや、変わらないよ! それ、無表情だよ! フィーネおねーさんは笑顔って苦手?」
フィーネ「……よくわからない」
ルディ「これは鉄壁……。ま、そこはエイリーンおにーさんが今後、何とかしてくれるかな」
フィーネ「……なぜそこでエイリーンが」
ルディ「だって、フィーネおねーさんを助けてくれたんでしょ?」
フィーネ「それはそうだけど……」
ルディ「好きなの?」
フィーネ「…………よく、わからない……」
ルディ「あれ、ちょっとだけ表情に変化が出たね。ボクには少し、フィーネおねーさんの気持ちがわかった気がするよ」


■リズ

ルディ「じゃあ、お次はリズおねーさんね」
リズ「おねーさんと呼ぶな!」
ルディ「ごめん、まちがえちゃったー」
リズ「わざとやってるだろ……!」
ルディ「えへへ。それじゃあまずは……エイリーンおにーさんのこと、どう思ってるの?」
リズ「何だ、その質問は……。答える必要ないだろう」
ルディ「リズおにーさんの身長は?」
リズ「教える義理もない」
ルディ「今も王女様のこと好きなの?」
リズ「何でそんなこと答えなきゃいけないんだ」
ルディ「ちょっと……! 何にも答えてくれないじゃん!」
リズ「別に質問に答えるとは言ってないぞ」
ルディ「むー……あ、そうだ! クレスティアおねーさんが作ったおにぎりがあるけど、いる?」
リズ「…………。もらっておいてやる」
ルディ「で、エイリーンおにーさんのことってどう思ってるの?」
リズ「バカで世間知らずだが、俺がもっとも信頼している奴だ」
ルディ「リズおにーさんの身長は?」
リズ「164……これから伸びる予定だ」
ルディ「今も王女様のこと好きなの?」
リズ「それは……って、そんなこと答える必要ないだろう!」
ルディ「あー……おにぎり食べ終わっちゃったか。もっとクレスティアおねーさんにもらっておけばよかった」
リズ「食べ物でつられる単純な人間だと思うなよ……!」
ルディ「あ、そういえばおにぎりもういっこ持ってた! いる?」
リズ「…………いる」


■ロイクヴェルト

ルディ「よーっす、兄貴!」
ロイクヴェルト「よっ。って、まだ本編だと会ったことないけどな」
ルディ「でもボク、兄貴とは何か通じるものを感じるよ。仲良くなれる気がする!」
ロイクヴェルト「そいつはどーも。菓子やるよ」
ルディ「わーい、お菓子! それじゃあさっそく聞くね。兄貴はエイリーンおにーさんのことって、どう思ってるの?」
ロイクヴェルト「生意気な田舎者。おのぼりクン」
ルディ「でも、本当は少し気に入っていたりして?」
ロイクヴェルト「エイリーンには言うなよ。……ちょっとだけな」
ルディ「ほー……エイリーンおにさーん、すごいなあ。みんなからモテモテだね」
ロイクヴェルト「みんな? 他には何人くらいいるんだ?」
ルディ「兄貴の他には3人!」
ロイクヴェルト「三股かよ!(笑) そういう方面には疎いって顔して、とんだ女泣かせクンだな」
ルディ「ちなみにエイリーンおにーさんは、みんなのこと同じくらい好きなんだって」
ロイクヴェルト「着々とハーレムを築いていってんな……」
ルディ「でも、安心して! 兄貴のことは嫌いなんだって」
ロイクヴェルト「何それ……微妙に傷付くんだけど」
ルディ「ちなみに、兄貴って彼女とかいたことあるの?」
ロイクヴェルト「……人のそういう情報は、知ってもあんまり得しないよ?」
ルディ「あ……言えないだけあるんですね……」


■アイカ

ルディ「最後にアイカさん! よろしくね!」
アイカ「はい。お答えできることでしたら、誠心誠意、お答えいたします」
ルディ「アイカさんっていくつなの?」
アイカ「16になります」
ルディ「ふんふん。それじゃあ、身長は?」
アイカ「そ、それは……! 個人情報です! お教えできません!」
ルディ「ボクは14なんだケド。アイカさんの隣に並ぶと……アイカさんってもしかしてボクより」
アイカ「つ、次の質問は何ですかッ!?」
ルディ「えっと、それじゃあ……アイカさんの好きな男性のタイプはどんな感じ?」
アイカ「男性のタイプ、ですか……あまり考えたことはありませんが、そうですね……。やはり、真面目で誠実な方がいいですね」
ルディ「ナルホドナルホド。真面目な人かー」
アイカ「はい。仕事をさぼったりする人は言語道断です。へらへらとして、真面目な話をのらりくらりとかわす人も嫌です! それと、人の身体的特徴をバカにする人もありえないです!」
ルディ「……やたらと具体的なんだケド。もしかして、今、特定の誰かを思い浮かべた?」
アイカ「な、何でそうなるんですか!? 天地がひっくり返っても、ありえません! あの人は、私のタイプとはかけ離れています!」
ルディ「あ、やっぱり誰か浮かんでるんだー。うまくいくといいね」
アイカ「ちがいます!!」




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