【晴れのち曇り】


仕事中。

金城「あー疲れたー、もうダメ―、誠癒してー」

分かりやすく大げさに、立っている誠の背に覆いかぶさるようにだらける金城。

誠「ちょっと、重い。仕事してくれ、金城さん」

金城「無理。充電切れ」

誠「めんどくせー(笑)」

案外嫌そうじゃない誠。


誠「じゃぁ何してほしいんだよ」


金城「エロいとこ見たい」



誠「しょうがねぇなぁ・・・・じゃぁ少しだけだぞ。これ見て、元気出せよ。・・・・・っぅあ、やばい、恥ずかしいのに気持ち良くて止まんないっ・・・・!」



スーツ姿でオナる姿を見せてくれる誠―――――――――





・・・・・・・・・・・・・・




金城「ハッ!・・・夢か。やべぇ、萌えた・・・・。・・・・、今日やってみよう・・・・!」






・・・・・・・・・・・




金城「あー疲れたー、もうダメー、死ぬ―、ねぇ誠、癒してー」

誠「コーヒーでも飲んで来てくれ」

金城「・・・・。無理、充電切れ、動けない」



誠「もう、ホントしょうがない人だな、あんたは・・・」




金城「(おおおっ!!!!?)」



誠「だから昨日AVなんか見てないで早く寝ろって言っただろ。俺にああいうの求めるなよ?それと、毎回言ってるけど、仕事中にこうやってくっついてくるの止めてくれ。変なことしたら怒るからな」



金城「・・・・・・・・・・・」




誠「あ、清水さん。申し訳ないんだけど、この人にコーヒー1杯淹れてもらえないかな。あとで、そっちの仕事手伝うから。俺、これから会議なんだ」


清水「分かりました、淹れてきます」


誠「ありがとう。じゃぁ、行ってくるので(金城さんから離れる)」




清水「いってらっしゃーい。・・・・社長も懲りないですね。女性社員も、どんだけアピールしてびくともしないって。そういう誠実なところが逆にオンナのハートを鷲掴みにするってゆーか」





そうだよ、俺はそういうやつを好きになっちゃったんだよ。


分かっていながら、ついつい期待をしてしまう金城であった―――――。



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