ありがとうございます!
【お礼文⑥/リボーン未来/白正】
あの人は最後までボクをかき乱した。
『正ちゃん。
僕は君と過ごす日々は、ずっと楽しかった。
どの世界にいても。
君との時間は特別だったんだ』
全てが終わった後、あの人がかつて使っていた机から見つけた。
パソコンやデータでのやり取りをしていたあの人には珍しい手紙。
手紙というにはあまりにも稚拙な紙。
そこに書き遺されたあの人の言葉。
『いつか君に花を贈ってあげる。
僕の名前の花だ。扱いにくいかもしれないけど。
きっと君なら大丈夫だよね』
世界が違ったなら。
あの人と別の未来が選べたのだろうか。
ぼたぼたと紙に涙が落ちた。
『白蘭』
書かれていた、あの人の名前が滲む。
「…びゃくらん、さん」
蘭:花言葉 あなたを愛す
おわり
お礼文全6種(リボーン3種/ヴェスペリア3種)
↓宜しければメッセージもどうぞ!↓
|