拍手、有り難うございます(*・ω・)*_ _))ペコリン 掲載できるSSが今の所過去のフェイはやしかないのでご注意ください。 ※御用の方は、メッセージ欄にどうぞ。 ■ R18:きっと、ずっと敵わない リライト版 LastUpdate:2009/04/23 初出:web拍手/リライト版 「はやて、自分で動いてみて」 耳元で囁かれる甘い声と共に私は膝立ちにされた。 脚の間にはフェイトちゃんの太腿が当てられ、僅かに揺すられた。 「……ぁう……」 「気持ちいいところ、何処?」 裸体を見上げられる羞恥心と刺激に声が漏れる。 それが嫌で唇を噛み締めると「駄目だよ」という声とともに フェイトちゃんの指が口に進入してくる。 私はフェイトちゃんの指を噛み締めたりできない。 漏れる声はそのままになってしまう。 羞恥に耐え切れず、首を振ってみるが効果なし。 咥えさせられている手とは逆の右手で腰をなぞられ、動きを促される。 「はやて、綺麗な身体だね」 うっとり、という顔付きで腰や脇腹を愛撫されて思考がとけていく。 「う……うれし…ない」 「私ははやてが綺麗で嬉しい」 なぞる指が手のひらになって、抱きしめられる。 「もっと、みせて」 甘い囁きとフェイトちゃんの添えられた手に導かれて腰を動かされる。 「あ…ぁ…」 息が荒くなっていく。 高みにいるのに、上り詰められない切なさで更に身体が動きそうになる。 それでも、逃げるように体を動かすとフェイトちゃんに体を押さえつけられた。 「ぁ…ふぇ、いと……ちゃん……くるし……い」 「はやて、逃げたら駄目だよ」 不意に下腹部に今までとは違う刺激が加わる。 今まで動かなかった太腿が揺すられ、下腹部に手が添えられた。 逃げられない。 逃げたくない。 恥ずかしい。 色々な気持ちが交じり合って思考は決壊してフェイトちゃんだけになる。 視界がにじんで彼女しか見えない。 「はやて、泣かないで」 「ぅ、あん…ああ……ふぇいと、ちゃん」 淫らに発せられる私の声と、私を呼ぶ声が重なるようになって すぐに身体は上り詰めた。 -- 行為が終わるといつも苦しいくらいに抱きしめられる。 達して敏感になっている身体を労わるように撫でられ、その所作が愛しくて、優しくて擦寄る。 「大好きだよ」 真顔でそう言えるフェイトちゃんが恨めしくて、そして、羨ましくて 仕返しに、首筋に強く吸い付く。 痕が残ったら仕事に差し支えるだろうに、それでさえ愛しげに享受するフェイトちゃん。 仕返しにもならない。 「フェイトちゃんは、意地悪さんや」 ぼそっと、首筋の赤い痕をなぞりながら言う。 「はやてがくれるものなら、何でも好きなだけ」 「刃物とかでも?」 「いいよ。痛くしないでね?」 凶器も受け入れてしまうんですか……。 ニコニコと上機嫌に「はやて」と優しく呼ばれる。 ――きっと、ずっと敵わない。だって、お互いに言い表せないくらい大好きだから。 |
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