「ありがとうございました」
無表情でラピスは誰かに言ってみた。びっくりマークは必要ないくらい、抑揚の無い小さな声だった。
だが、それだけでも彼女の騎士には十分だった。彼女の声はたとえ千里離れていても、十分に聞こえ、
たとえ地球の裏側に姫たるラピスが居ても、黒衣のアキトは彼女の声を聞き逃さない。
誰も居ないのに、アキトの意思がラピスへとつながれる。
(誰にありがとうしたんだ?)



ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)

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