散文台詞題 お題提供サイト:M. さま

1.「今日はこれくらいにしといてやるよ」 (クラゼロ)

 

ドサリ、と倒れる音がした。

また切り捨てる。そしてまた同じ音がした。

大分少なくなってきた奴らに剣を向けて言い放つ。

「今日はこれくらいにしといてやるよ。」

それを聞いた奴らは少しずつ逃げていった。

少しだけ、切りかかってきた奴がいたが返り討ちにしてやる。

静かになった所に、背後から気配がした。

「やはり、神子は甘いのだな」

「・・・なんだよ。」

クラトス。俺の護衛役。

俺が逃がした奴らはクラトスがとどめを刺していたのだろう。

「おまえを狙う者は全て殺せ。残してはいずれおまえの身を滅ぼす。」

「ずいぶん、残酷なこと言うんだな。」

「残酷かもしれぬが・・・身の為だ」

「・・・わかったよ。」

クラトスが剣をしまう。

それに気付いて俺も剣をしまった。

「まだ・・・慣れないか」

「人を殺すのに慣れろって、ずいぶん残酷だよな。」

「・・・仕方のないことだ」

「それで済むもんかよ。」

クラトスは何も言わない。何もわからない奴だ。

ただ悲しそうな表情をしている。

「・・・何だよ」

じっと見つめられていたので、呼びかけた。

クラトスは無意識的だったのか、気付いて目を逸らす。

「なんでもない。」

それだけ言った。

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なんかお題に沿わない気がするけど、いいか。

幸せなイメージのセリフですけど、あえて暗く。

ゼロスにも人を殺せない時期はあるんだよ、きっと。




その一言が私の動力源なのです。
あと1000文字。