――面倒だな、と。彼女は思った。ただ純粋にそう思った。
鼓膜を打ち抜く「朝ですよ」の声。ガンガン打ち鳴らされるフライパンとおたまの不快音。何故か用意されている朝食。食べなければ二度寝も許されぬこの世界。
彼女は、好きなだけ眠っていられる世界に憧れた。
だから、欲した。
願った。
口に出した。
『太陽、失せろ』
そうして、朝は消え去った。
クソ短いですね。
これを拍手文にするとかマジ厚顔甚だしいですが、冒頭部、プロローグです。
拍手ありがとうございました。