当方の赤ずきんちゃんはずきんをかぶっておりません。 むかしむかし、あるところに、赤ずきんちゃんという可愛い女の子がおりました。
赤ずきんちゃんは、いつも赤いめがねをかけていたので、みんなから赤ずきんちゃんと呼ばれていました あるひ、赤ずきんちゃんのお母さんは、 「鈴原さん。宗田さんが風邪を引いたそうだから、お見舞いに行ってくれないかな?僕としては、彼女にそう簡単にやられてしまって欲しくはないからね。それではつまらない」 と言って、赤ずきんちゃんに、ケーキとワインの入ったかごを持たせました。 「わかりました」 赤ずきんちゃんがかごを受け取ると、お母さんはさらに言いました。 「決してよりましをしたり道草を食ってはいけないよ。森には、心の中では君を食べてやりたいと思いつつ、決して行動には移せないヘタレがいるからね。実害はないが、君には似合わない」 赤ずきんは、はい、と返事をしながら、この人は男の人だけど私はこの人の前では緊張しないでいられるなぁと思いました。 そして、根本的な疑問を尋ねました。 「先輩、女装が趣味なんですか」 お母さんは、半笑いで答えました。 「これはこれは」 突っ込む気力も起きないメチャクチャっぷり。 続く↓ |
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