かほちゃんへの拍手☆




拍手では執筆中の、続きを先行公開してます♪

シャワーを浴びてきた夜天は自室のドアを開ける。


うさぎがいると思っていたが、電気は点いておらず、暗かった。




「なんだ、いないのか……ぉわっ!」


つまらなそうに呟きながら電気のスイッチを入れようとした時、ふと窓の方を見やった夜天は驚きの声をあげた。




「あ、夜天くん。さっぱりした?」


出窓の窓台に、斜めに腰掛けていたうさぎが嬉しそうな声を出した。


「ビックリした……いるなら電気くらいつけたら」


「うん、点けてたんだけど、この方が月が綺麗に見えるなーと思って」


敢えて消していたのだと言う。




「本当だ。今夜は満月か」


そっとうさぎのそばに寄り添い、夜天も窓から月を見上げた。




「ね♡」


にっこり微笑んで夜天に言った後、うさぎはまた月へ顔を向ける。


その瞬間、瞳がひどく寂しそうな色をたたえたように見え、夜天はうさぎの身体を横から抱きしめた。




「今日は……どうしたの?」


「うん――。夜天くんにこうやって抱きしめてもらいたかったの」


身体にまわされた夜天の腕をきゅっと嬉しそうに掴みながら答えた。




「何で急に?」


「急に、じゃダメ?」




「ダメじゃないけど、今はその答えじゃダメ」


言って、夜天はうさぎの顎に手をかけ、その顔を自分の方に向かせる。




唇に暖かい感触を感じ、うさぎはその優しさに身を委ねた。


そっと唇が離れゆっくり目を開けると、夜天の柔らかく微笑む顔があった。




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執筆途中の第3部 第18話でした♪ (まだ続くし、チョイチョイ修正します)










 
 




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