最近ネタに困ったら登場願ってる気がする、マイソロ3フレン嫁連載のリュゼ嬢です。(ついにフルネームで書くのあきらめたな)
最近ゲーセンでよくぬいぐるみを取るのと、6話でお気に入りのぬいぐるみがある事にしたので(ヲィ)シーフォさんちの娘さんと彼女のぬいぐるみを巡ったユーリ・リッド・マオ・エミルのドタバタ話。



【ショコラのたからもの】



とある晴れた日の、バンエルティア号1Fショップ。


「キュッポ~…ぅえっ、ぐすっ…!」

「キュキュ!?どうしたっキュ!?泣いてちゃわからないキュ、キュッポに話してみるキュ!」

「ピッポもいるキュよ!ポッポもいるキュ、なんでもどんと相談するキュ!!」

「そうだキュ!フレンさんやリュゼさんやシエラくんのようにはいかないけど、ポッポたちだって仲間で家族だキュ!」


ショップフロアには、珍しくショコラがひとりでやってきていた。
いつもはシエラか両親のどちらかと一緒の彼女だが、今日はどうも違うらしい。

ぐすぐすとしゃくりあげながらショコラが言う事には…


「ぐす…っ、あのね、あのね、ショコラ…ママがつくってくれたラピぬいぐるみ、なくしちゃったの…っ」

「「「ラピぬいぐるみ?」」」


三兄弟が声を揃えてショコラの言葉を復唱する。
こくんと頷いてぬいぐるみの事を伝えようと一生懸命に話すショコラだが、元々舌足らずな彼女が泣いているために何を言っているのかさっぱりわからない。


「キュ~…どうするキュ?」

「とりあえず、フレンさんたちがいないなら、同じガルバンゾの人たちに任せるのが一番キュ!」

「そうだキュ!ユーリさんに任せるのがいいキュ!キュッポがユーリさんの部屋まで連れて行くから、ちょっとの間ショップは任せたキュ!」

「任せろだキュ!」

「頼んだキュ、キュッポ兄さん!」


キュッポ達の間で話がまとまり、キュッポがカウンターから出てショコラの小さな手を取った。


「ショコラちゃん、ユーリさんのところに行ってみるキュ!きっといい案を出してくれるキュ!」

「ユーリにぃに…?………うん」


キュッポに手を引かれ、ショコラは素直に頷いて彼の後について行ったのだった。





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