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今回は、雄略大王と女性たちがテーマです
(現在ランダム5パターン。近々追加していきます)




和珥の童女君(おみなぎみ)。
『日本書紀』にのみ登場する妃です。

元は采女(氏族が大王家に仕えさせるために献上された女性)という彼女。
和珥系氏族ということで、【和珥の童女君】としました。
和珥氏は“ワニ(鮫のこと)”に通じ、元は海人の一族であった九州系の
氏族と言われているようです。

童女君という名前からまたも童顔少女を連想してしまう発想力貧困なわたくしです。
(またもって?と思われた方はまた機会があれば拍手してみてくださいね^^)

一晩に七度も寝所に召されてお相手をしたにも関わらず、
一晩だけのつきあいだったから信じられないといって、産まれた娘を
認知してもらえなかったという、許しがたい扱いを受けた方。
まじオオハツセまじ。(でも天孫も同じことしてた)

認知されずにいた女の子が王子そっくりであることに気づいた
物部目(もののべのめ)が問いただし、叱られ諭されやっと
オオハツセ様は彼女の娘を認知しました。

そんなちょっと笑えるエピソードのもとに王女とされた娘は春日大娘皇女と
呼ばれ、のち仁賢天皇の妃となってたくさんの子を産みました。

しかし、母親であるこの童女君についてはその後詳しい記述はありません。
泊瀬宮でひっそり静かに生涯を送ったのでしょう。




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