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今回は、『日本書紀』をベースにした雄略大王と女性たちがテーマです
(現在ランダム5パターン。近々追加していきます)




吉備の稚媛(わかひめ)。
『日本書紀』に登場する妃です。

瀬戸内に一大勢力を誇っていた吉備氏の媛。
稚媛という名前から、幼い女性をイメージしてしまう単純なわたくしです。
華やかで美しい女性だったということから、くっきり二重にしてみました。

吉備氏は当時、大和朝廷に服従しながらも
隠然たる勢力を誇っていた氏族でした。

その吉備氏の田狹という人物が自分の妻の美しさを吹聴して
いるのを耳にしたオオハツセ様は、田狹を任那(朝鮮半島)に行かせ
不在の間に妻を奪ってしまいました。

古来よりちょいちょい有る話とはいえさすがオオハツセ様です。
(でもオオハツセの兄ちゃんも似たようなことしてた)

そしてこの田狹という人物、その恨みを晴らすべく新羅と結託して
反乱を起こしました。さもありなん。
乱はやがて鎮圧されますが、これもまた
古代日本における一つの傾国エピソードと
言えそうです。女性を巡ってというのは
ドラマになって良いですね。

しかしこの稚媛、後に自分の子、星川王子(星の王子様じゃないよ)を
大王位に据えようと画策して乱を起こし、息子と共に焼き滅ぼされてしまいました。

それをきっかけに吉備氏の勢力も衰えることになるのですが
権力者に無理やり奪われた恨み骨髄からゆえか、
はたまた絶対的権力に心酔したがゆえかそのどちらでもあるのか。
心の裡は彼女にしか分かりません。



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