「ったく、いつになったらクロス元帥が見つかるんだよ」
「もうこのままこっちに滞在したらいいんじゃねェ?
江戸の捨てたモンじゃねぇぜポニー」
「坂田ァァァァ!!!
お前いつかタコ殴りにしてやるからな!!!」
「物騒ですね、神田。
だいち神田は一介の剣士じゃないんですか。
タコ殴りだなんて、騎士道に反しないんですか」
「アレンの言う通りさー!
こういう時日本じゃ何て言うんさ総悟?」
「そりゃ神田さん立派な士道不覚悟でさァ。
真選組じゃ切腹ですぜ?」
「あ!?
俺はエクソシストだ。
んなモン関係ねぇよ」
「情けないですね…
武士とエクソシスト、守るものがあるのは同じじゃないですか。
ねぇ、沖田さん?」
「そうでさァ。
あ〜情けねぇなァ…
神田の母ちゃんも泣いてるぞ!」
「テメェ等こんな時ばっかり仲良くしてんじゃねェよ!!」
ブゥゥゥゥン!!!!
遠くから爆音と共にパトカーが一同の前に停まった。
「ユウ君…!
お母さん…お母さん今まで息子はいないものと思って…」
「死ねゴリラァァァァァ!!!!!
界蟲一幻!!!!」
ドゴォオオオォ!!!!
「近藤さん、オチも完璧でさァ」
「いや、ユウもユウだけど、
近藤さんの様子見に行った方がいいさ…」
青ざめる常識人・ラビ。
今日もお江戸は平和です。
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