□□□お医者様に治せない病(泰明編)□□□






頭がおかしくなってしまったのだ。

お前は今何をしている?

考えることはお前のことばかり。


姿を見かければ、視線が外せなくなってしまう。
声を聞けば、お前の声以外聞こえなくなってしまう。

お前は、私を認識していなくても、
私はお前以外を認識できなくなってしまう。


私は、治し方の解らぬ病に
かかってしまったのかもしれない

離れていてこうなのだから
触れてしまったらどうなってしまうのだろう。




「少しだけでいいのだ・・・」

「え?」

「手を繋いでくれないか?」


患者の病巣をメスを使って覗き見るように

メスを握るこの指先で

この病の病巣であるお前に触れてみる。

触れた瞬間頬に血が昇る。

見れば、お前も頬が赤い。

この病はどうやら伝染してしまうらしい。




おわり



拍手ありがとうございました!
短いですがお礼の妄想文でした。(笑)
また遊びに来てくださいね〜。



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