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Con me chi è codardo



理由が必要で




「男女差別はいけないって今日社会で習ったよ」

壁に反響して二重になって耳に入り込んでくる


それは、太陽が真上に来る南中高度の高い真夏のお昼の事



年の差と、時間


「源氏物語は、平安時代の中期に成立した日本の京都を舞台とした長編小説です。そして、大変長いために源氏物語はいくつかの部分に分けられています」

静かな教室に綱吉の声だけが響く
その声は25歳とゆう男性の声には思えない甘い、だけれども幼さが含まれている
何故だがとても落ち着く声音で、生徒の耳を甘く通り抜けていく
うっとりと聞き入る生徒も少なくない
そのうちの一人である雲雀恭弥も静かに聞き入っている

雲雀恭弥は授業に顔すら出さなく、先生も扱いに困っている生徒だ
しかし何故か綱吉の担当する国語だけにはしっかりと出てくるのだ

「いづれの御時〔おほんとき〕にか、女御〔にようご〕、更衣〔かうい〕あまた候〔さぶら〕ひ給〔たま〕ひけるなかに・・・・、」

少しずつ源氏物語を読み上げる綱吉の声
黒板に書くことも今日はなく、教科書を眺めるだけの授業だ
生徒からしたらとってもいい授業だ

時間がない、と時計をみた綱吉は途中だけど、といい教科書を閉じて机の上においてあったプリントを列ごとに配っていく
机に突っ伏している生徒の横まで行くと肩をトンと叩いて起こして行く

そんな綱吉を眺めながら雲雀は欠伸をもらす
ずっと見ていても飽きないふわふわとした動きと、それに合わせて動く琥珀色の髪の毛


プリントが後ろまで回ったとき丁度授業の終わりを告げる鐘が鳴った

「それじゃ、それ明日の授業までの宿題だからね。ちゃんとやってくるんだよ、あぁ委員長もう挨拶はいいよ」

そういい残して綱吉は教科書と筆記用具を持つと教室から出て行く

その後を何時もながら付いていく雲雀

「・・・・・、雲雀君?今日も何か俺に用事かな?」
「別に、用なんて無いよ。用事がないとついていったらダメな分け?」
「別にそういうわけじゃないけど、次の授業の準備とかあるでしょう」
「授業なんて出ないよ」
「雲雀君頭良いのに、もったいないよそのせいで成績も下げられてるのに」
「いいんだよ、別に」

つかつかと後をつけてくる雲雀がどうも気になってしょうがない
ついに職員室まで着いてきた雲雀はいまだなお綱吉の後をつけてそのまま机横まで来てしまった

「ふぅー・・・雲雀君本当に、そろそろ教室戻らなきゃ、」
「・・・・僕がいたら迷惑なの?・・・・」
「迷惑じゃないけどさ、何も用事無いのに後を付けられても、俺どうしていいのか分からないからさ」
「・・・・・じゃぁプリント持ってくるから教えてよ、今なんて言わないから、次の休み時間とか」
「うん、いいよ持っておいで」

そういえば視線をそらして照れてるのを隠しきれていない顔を見ると何時もはクールにしてるのに、可愛いなぁと思ってしまいつい黒い髪の毛に手を寄せてわしゃわしゃと撫でていた

「っ、・・・・じゃ、頼んだよ、先生・・・・」
「うん、待ってるよ」

つかつかと元来た道を戻っていく自分の生徒を見送った綱吉は次の授業の準備を整えて席を立った

「あの生徒をどうやってなつかせたんですか??本当に、凄いですよ・・・」

そう眼鏡を押し上げて言ってきたのは教頭先生だった
頭の上は若干寂しい
横ばかりに生えた薄い髪の毛を一生懸命真ん中に寄せ集められている

「懐かせたって・・・・雲雀君、結構人懐っこいですよ?」
「それは、沢田先生のみですよ・・・」
「そうですか?」



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