≪kiss≫レツゴver.

「ん・・・・・・ん・・・・・ぅ・・・・・・ふっ・・・・ん・・・・・」

窓から差し込む西日が、重なり合った二人の影を長く長く伸ばす。

熱で浮かされたように、互いの唇を貪りあう。

赤く染まる頬は、夕日だけのせいでは無いようだ。

「ん・・・・、豪・・・・もっ・・・・と・・・・・」

烈の要望に応えるように、豪の口づけが激しさを増す。

「ふぁ・・・・・・んむ・・・・・ちゅ・・・・・・・くちゅ・・・・・」

烈の瞳から一筋の透明な涙が零れる。

豪はそれに気づかないふりをした。

「烈兄貴・・・・・・・。」

「・・・・あ・・・・・・はぁ・・・・・・ちゅ・・・・・ぁ・・・・」

赤い色が二人を染める。


豪は、烈が少しでも現実を忘れられるように、欲せられるままに快感を与えたかった。


烈は豪から与えられる快感に頭を痺れさせながらも、どこかでいつも鳴る警告音を止められなかった。



ただ・・・・お互いが好きなだけだったのに・・・・・・。




いつも・・・・・・不安だった・・・・・・・・。








「ぁ・・・・・ん・・・豪・ぉ・・・・・・もっ・・・・と・・・・・・」




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