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tonight:feat.斎藤 何に対しても熱くなれなかった 何かに没頭していても どこか冷めてる 熱中できない 丁度いい具合のところでもういいかと思ってしまっていたあの頃 全てがつまらなくて 全てが上手くいきすぎていて 退屈すぎた でも あの夜 俺の中で何かがはじけた いつも気に留めたことなど全くないあのひとの姿 まるで撃ち抜かれたかのように身動きが出来なくなった 何事にも感情を動かすことのなかった俺 初めて何かが熱くなるのを感じた 自分の中に芽生えた狂おしい程の感情 あの夜、目があった瞬間 俺も あのひともきっと 何かを感じていた。 あのひとの赤い唇が何を語ったのかは俺にはわからないけれど 鼓動と同じくらい響く花火の音と見物客の喧騒にまぎれ 気がつけば手を引いて 葦が生い茂る河岸 誰にも気付かれぬように唇を吸った あのひとの白い指が俺のに触れて 俺はただ思いのままに あのひとは 今でも覚えているのだろうか。 今は遠く 互いに生きているのか死んでいるのかさえも分からぬほど あのひとは俺の手から離れていった 出来ることなら あの夜のようにもう一度 あのひとを抱きしめられたなら。 | |
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