Chronicle Rhapsodyちょこっと裏話

★ 傭兵時代のアインデッド
 子供の頃から美少女顔のアインデッドである。むさ苦しい男ばかりの傭兵団に入って無事で済んでいたとはとうてい思えない。男と知らず、女傭兵と思い込んで襲う奴だっていたんじゃないかと危惧してみる。
 なのでいつも、敵にも味方にもなるべく顔を見られないように兜を被っていた。後々「蒸れて禿げそうだから被りたくない」などと言い出すのは、この辺の嫌な思い出に起因している可能性大。
 それでも襲われる事のあったアインデッド、おかげでどんな些細な物音、気配でも目が覚める、草食動物のような睡眠を取るようになってしまった。しかし襲われたらとっさに炎で逆襲。純潔は守り通したらしい。
 ちなみに彼が「災いを呼ぶ男」とか「悪魔の申し子」などと呼ばれるようになったのは、自分を襲った奴を反射で焼いたり(殺すまではいかない)、後になってこっそり遠くから服や髪の毛を燃やすなどの仕返しをしていたためだったり……。これ本当かなあ?


(2019.7.20up)




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