もしも切嗣がアーチャーに呼び出されちゃったら

「ねぇ士郎、今日の夕飯なんだけど」
「…切嗣、前から言っているように私をその名で呼ぶのは止めてくれないか」
「どうしても駄目かい?」
「同じ名で呼ばれるものが二人居ると混乱を招くだろう?それに、私はもう、貴方が知っている『士郎』では無い」
「…そうか、君がそう言うなら仕方ないね。大きくなった士郎の名前が呼べるのが嬉しくて、少し僕も調子に乗ってたみたいだ。悪かったねアーチャー、不快だったろう?」
「あ、いや、そんなつもりで言った訳じゃない。ただの私の我が儘だから、切嗣が気に病む必要は…」
「……」
「………その、周りに誰も居なければ、呼びやすい方で呼んでくれても構わない、が…」
「そうかい?有難う、士郎」


「……なぁ坊主、キリツグ殺っても良いか?良いよな?」
「待てランサー、あれ親子の会話だから!!ストップ殺人!!いやもう死んでるから殺霊?」
「つうか何であんなキリツグには甘いんだよアーチャー!!オレが『エミヤ』って呼んだらカラドボルグ急所一直線なのに!!」
「うっわ、殺意高っ」



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